俺は小学校の時にいじめを受けた。
なぜかって?俺だってわからない。
『黒人!』『外国人』『死ね』
それが学校での日常だった。
でも、こんな俺にも友達はいた。
決して多くはなかった。
4~6人位だろう。
その中には、転入してきた人が二人
いた。
いつもは、5人位で遊んでた。
すごい楽しかったなぁ~。
遊戯王などのカードゲームにはまってたなぁ。
まぁ~こんな感じで小6までずっと一緒だった。
だけど、いじめはやっぱりおさまらなかった。前よりもひどくなった。
友達にも内緒で自殺をしようとした。
リストカットもした。
スゴく、辛かった…先生にも言ったが何もしてくれない。それ以来、人間不信になった。
でも、やっぱりその5人は居てくれた。
その5人のおかげで俺は生きている。
もしも、俺が友達もいないままだったらきっと生きてはいないだろう。
そして…中学生になった。
二人は私立へいってしまった。
はっきり言うと寂しかった…
だけど…そんな俺を慰めたりしてくれた。3人がいた。
スゴく、安心した。
いじめも無くなり…友達も増えた。
嬉しかった。
新しい友達と遊びはじめて
いままで一緒だった人と遊ばなくなった。
忘れかけてた友達との記憶…
それを、思い出させてくれたのが
自分でつけた『リスカ』だった。
リスカを見るたび自分は、あの人達がいなきゃ何も出来ないことを実感した。
俺は…あの人たちと遊び始めた。
やっぱり楽しかった。
俺は心のそこから思った…
『俺と一緒に居てくれてありがとう』