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うまれてきたこと

私は右手に障害があります。兄弟が二人いますが、彼らは生まれたときから幼児期の写真がたくさんあるのに私の写真はありませんでした。両親に理由を聞くと、「カメラが壊れていて撮れなかったの。」と言っていました。物心ついたときから私は自分の障害について認識をはじめ、他人への劣等感、最終的には自分が生まれてきたことへの恨み、そして両親への恨みへとつながっていきました。小学校
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我が子

我が子について話したいと思う。今、長男が一歳十ヶ月、次男がまだ一ヶ月。次男の夜泣きもひどく、嫁との会話も少なくなってきた。そして、長男も次男に母をとられたせいか、今まで異常に母に甘え、私には全く寄りつかなくなった。おいでと手を広げても無視され、頭を撫でようとしても逃げられ、心底寂しさと共に何の為にしんどい思いして仕事をしているのだろうと本当に辛かった。そして昨
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選んでくれて、ありがとう

結婚してなかなか子供に恵まれず、3年たったある日、あなたはママのお腹にやってきた。パパとママはこれまでにない喜びでいっぱいだった。妊娠初期にはつわりも酷かった。でもママはそれでも嬉しかった。妊娠中期6ヶ月半になったある日、ママの不注意であなたは生まれてしまった。まだまだお腹の中で過ごすはずだったのにあなたはこの世界にやってきた。その19時間後にあなたは天国に
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まずい水

僕は嫌いな人がいる。と言った時、母は見るからにまずそうな水を持って来て、『まずい水をおいしくするには、飲む前におもいっきり走って来て、辛いもんをいっぱい食べてみればいぃ。そぉしてから水を飲めば、どんな水だって美味しく感じる事ができる。自分が変われば、まずい水は美味しくなるんや。』って言ってくれた。最初、言うてる意味がわからんかったケド、まずい水を嫌いな人に例えて
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消防士の親父

オレの親父は、消防士だった。いつなにがあってもおかしくない仕事だから、よく母に「オレに何かあっても、お前らが苦労しないようにはしてる」ってそう言っていたのを覚えている。親父はとてもあつい人間で、「情熱」って言葉が大好きだった。口数の少ない親父が、久しぶりにオレたち息子に口を開いたかと思うと、「情熱だけは持ち続けろ」って「何かに本気になってみろ」ってそればっかりだ
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幸せ者

アナタが死んでから2週間経つね。まだみんなチロちゃんが死んだコト受け止めてないみたい。床にご飯が落ちたらアナタは一目散に食べに来てたね。だからかな、まだみんなご飯が落ちるとチロって名前呼ぶんだよ。それであっいなかったねって笑うの。2週間前のあの日、私は友達と遊んでた。そしたら、チロちゃんが死んだってメェルが来た。私は笑ってみんなにチロちゃんが死んだコトを告げた
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死なないで…

父親が死んでしまったのが中学三年生の時で…それから母親は一人で生計をたてていました。四人姉弟の真ん中三番目の僕は男一人だった事もありかなり手を妬かせていたと思います。高校生になってバイトをしても家計を助けるわけでもなく…自分のためだけにつかっていました…。兄弟がそうだったから違和感がなかったといえばそうなのかも知れないけれど 一人で五人家族を養える訳がなかったのです
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一緒にお弁当を食べてね

海の学習という名前で学年全体で泊りがけでの研修のあった5年生。雨女の私が出かけると必ず雨。今までの遠足も雨が多かったからそんなにがっかりすることもだんだんなくなってた。ただ海の学習だから海でボートに乗ったりできるのが楽しみだったのに。本当なら外のお日様の下で食べられるはずだったお弁当。かわいそうに。せっかくお母さんが作ってくれてみんなで外で気持ちよく楽しくワイワイ
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継母

私には、お母さんが二人いた。一人は、私に生きるチャンスを与えてくれた。もう一人は……私の17歳の誕生日に母が継母であったことを聞かされた。私を生んでくれたお母さんは、産後すぐに亡くなったそうだ。生みの親より育ての親…なんていうが、そのときの私は今まで騙されてきたという怒りと、馴れ親しんだ母が急に他人に思え、両親の話もきかず部屋でふてくされて泣いていた。翌日から
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かおちゃん

俺はいつも同僚のかおちゃんに言っていたんだ俺はかおちゃんのことが好きだそれだけで幸せかおちゃんが俺のこと好きにならなくても幸せなんだかおちゃんはテレやだから感情をストレートに出さなかったし遊びに誘ってもてれて断ってただから俺はかおちゃんからすかれていないと思っていたんだそんなかおちゃんは最近新潟の地震にあってなくなったかおちゃんの部屋からは日記が発見さ