付き合ってくれた仲間

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ウチのオヤジも猫嫌いだったなー。近くへ寄って来るとしかめ面で追っ払ってた。
オヤジは晩酌が日課だったんだが家族が食事が終わってもいつも一人で台所のテーブルで飲んで居た。



ところがいつの間にか飼ってた猫がオヤジの足元でツマミの刺身を貰うようになっていた。
猫が無言で足元に座るとオヤジもナイターを見ながら足元に刺身をちぎって落としてやる。
猫もさも当たり前のようにむしゃむしゃと食ってた。
食い終わってから猫はいつも一声泣いてからその場を去るようになった。
しばらくして猫は病気で死んだ。

猫がお骨になって帰って来た日も仕事から帰ったオヤジはいつもと変わらず晩酌を始た。
お袋がいつものように刺身をツマミにオヤジに出した。
オヤジが意外な事を言った。
「オイ、多いぞ。食い切れん。猫に供えてやれ」と。

それから一週間オヤジは同じことをお袋に言った。
いつも一人酒に付き合ってくれた仲間へのオヤジなりの供養だったらしい。

もうオヤジも鬼籍に入って久しいがオレのオヤジの思い出の一端。

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『付き合ってくれた仲間』へのコメント

  1. 名前:りな 投稿日:2013/02/03(日) 17:15:45 ID:4cd103010 返信

    お父さんは、本当は猫が好きだったのかもしれませんね。
    お父さんは、本当に優しい人でしたね。

  2. 名前:ともよし 投稿日:2013/02/19(火) 23:35:28 ID:cdee3000a 返信

    家族を嫌いな人なんていませんよ。

  3. 名前:たっちゃん 投稿日:2013/02/23(土) 02:38:29 ID:bc4e4e5c4 返信

    よろしくお願い

  4. 名前:霧鍍 投稿日:2013/03/02(土) 15:41:55 ID:442953676 返信

    俺は、家族は、うるさくて嫌いでした!

    でも、ほんとは、俺のことを思ってくれてるんだなとおもいました!

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