泣ける話

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別れの握手

今日、中学まで一緒の学校だった男の子と偶然再会した。私の居るところはわりと田舎だから、就職はほとんど県外で、進学も県外に行く人が多い。彼はとてもシャイで、おとなしい子だった。部活が一緒で、たまに話すことがあっても全て私からだった。今日も私が先に見つけて、話しかけた。世間話に一段落着いたところで、彼が「就職が決まった。県外に行くことになったんだ」と言った。
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思春期のバレンタイン

中学の時、隣のクラスの夏帆系のとても可愛い子がいた。家が近所で帰り道でたまに会うと「おはよう」だとか一言二言交わしたりはしてたけどその程度の仲だった。俺はそのころ中二病まっさかりで学校近くのコンビニまで自転車通学をしたり、そのコンビニで学校帰りにジャンプとかを立ち読みして「クールな俺カッコイイ!」とか思ってた。バレンタインの日も期待してたが、誰からもチョコも貰
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俺の骨

姉「コレで一生アンタに借りができちゃった。」弟「こんなんで借りとかいうなや」姉「コレで私とアンタは運命共同体ね」弟「ハハッ ちゃんとリハビリしろよ!」姉「リハビリしたら歩けるようになるかな・・・」弟「大丈夫だって!俺の骨は若くて丈夫だもん!!」姉「傷痛くない?しばらくベルトしめれないよね?ごめんね。退院したらサスペンダー、プレゼントするね」弟「おぅ、早く良くなってくれ
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ドラゴンバスター

小1の頃、ばあちゃんに旅行の土産にと「ドラクエ2」を頼んだ。 でも買ってきたのは黄金に輝くソフト「ドラゴンバスター」。当時60歳くらいだった。ばあちゃんにはそんな違いわかるはずも無いのに俺はばあちゃんが憎くて、「ばあちゃんなんか嫌いだ!!」 といってその日は一言もばあちゃんと話さなかったっけ。物心ついたときから毎日いっしょに寝てたばあちゃん。でもその日だけは両親と一緒に寝たんだ。ばあち
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無償の愛でしょ?

おじいちゃんは老いから手足が不自由でトイレも1人では厳しい。だから、いつもはおばあちゃんが下の世話をしてた。おばあちゃん以外が下の世話をするの嫌がったからだ。ある日、家に私とおじいちゃん2人になった。おばあちゃんが倒れてしまい母と兄は病院、父は会社から直行したからだ。おじいちゃんと留守番してると申し訳なさそうに「喪喪ちゃん、悪いんだがトイレに…」って言った。
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2ちゃんねる卒業

俺ん家は俺と母親、それとおはあちゃんの三人で暮らしてる。親父は離婚していない。パチンコとかやって借金をつくる駄目な親父だった。母子家庭ってやっぱ経済的に苦しくて、母さんは毎日働いてる。おばあちゃんは汚い服ばっかり着てる。俺は行きたい大学があるけど、金がかかるからそこだけ受けて駄目だったら就職しようと思ってた。それで、俺大学落ちちゃったんだ。「すぐに就職先を見つけ
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最高の車を造るからな

三人兄弟の末っ子だったオレ。オレが小学生だった時に兄貴が高3だった。車好きの兄貴は自動車会社に就職したくて大学に行きたかったみたいけど、頭は決してよく無かったので私立の大学にしかいける大学がなった。兄貴は親父に大学に行きたいと言ったが、親父は『家には金が無い。残りの兄弟もいるし、我慢してくれ。すまん。』と言った。影でその話を聞いていた俺は、それまで自分の家が貧乏だと思ってはなかったので
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ハンバーグの味

俺の母さんは、生まれつき両腕が不自由だった。なので料理は基本的に父が作っていた。ただ、遠足などで弁当がいる時は、母さんが頑張って作ってくれていた。でも、小学校6年の時の遠足で、見た目が悪い母さんの弁当を見られるのが嫌で、とうとう「弁当はコンビニで買っていくから、この弁当はいらない!!」と言ってしまった。母さんはそんな馬鹿な俺に、ただ、うまく作れなくてごめんねとしか言わなかった。
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兄の声

我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった俺の兄のものだという。両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに「Aちゃんの分も○○(俺)は頑張らないと」などとその兄のことを持ち出してきて、それがウザかった。そして高校生のころ、典型的なDQNになった俺は、あまり学校にも行かず遊び歩いていた。ある日、母親の
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約束守れなくてごめんね

おれが入院してた時、隣の小児科病棟に5歳くらいの白血病の男の子が入院していた。生まれてから一度も外に出られない子だと聞いた。ある日、大声で泣く声がするので病室を覗いてみると、点滴の注射が嫌だと泣いていた。看護婦さんが、「我慢しなさい! お注射して、早く元気になりましょうね。そしておねえちゃんとお外で遊びましょう。」と諭すと、べそをかきながらも「うん、分かった。